腰椎分離症・腰椎分離すべり症

【腰椎分離症・分離すべり症の原因】

体が柔らかい中学生頃に腰を反る、捻る動作が多いスポーツ(サッカー・バレーボール・柔道など)を行っている、少年少女に多くみられる疲労骨折の一つです。

腰を反った時に痛みが強くなることが特徴的です。

・分離症とは、腰を反らす動作の繰り返しなどで負担がかかり、腰椎の椎弓という細く弱い部分にひびが入ります。

・ひびが入った椎弓の不安定性により、近くの関節に炎症が起こり痛みがでます。

【腰椎分離すべり症の治療】

治療は、①骨折した直後の場合（急性期）と、②骨折から時間が経ってしまった場合（慢性期）とで変わります。

①骨折した直後の場合、骨が元通りくっつくことが期待できます。

コルセットや体幹のギプスを付けて骨を固定したり、運動を制限する保存的な治療が行われます。

②骨折から時間が経過した場合、骨が元通りくっつくことは期待できません。

そのため、症状をコントロールして再発予防や悪化しないための治療が目標になります。

痛み止めの服用や、痛みの原因となっている圧迫された神経に麻酔して痛みを和らげる「神経ブロック」という治療もあります。

ストレッチも有効です。

手術を行う場合もあります。

【腰椎分離すべり症でやっていけないこと】

・腰を後ろに反らせる動作

・腰を捻る動作

・激しい運動

特に急性期では、運動を制限して骨に負担をかけないことがとても重要です。

スポーツに盛んに取り組んでいる患者様が多く、試合などの理由で運動制限が出来ないという患者様も多いです。

無理に運動すると骨が元通りにくっつく可能性が減ってしまいます。

骨がくっつかなければ、症状が長引くことになります。

【まとめ】

・腰椎の椎弓の一部に骨折が起き、椎体がお腹側にずれたものが腰椎分離すべり症
 

・原因は、成長期における過剰なスポーツ活動が多い
 

・身体を後ろに反らすと痛みが強くなる点が椎間板ヘルニアとの違い
 

・コルセットなどによる固定と運動制限
 

・ストレッチは落ち着いてから行う

腰椎分離症・腰椎分離すべり症の治療は、春日井の接骨院・整体【からだ工房meguri接骨院】へ。

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女性院長です。

からだ工房ｍｅｇｕｒｉ接骨院は、根本の原因を明確にして、治す治療を行います。

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