頚椎症（頚椎症性神経根症・ストレートネック）

【頚椎症の原因と病態】

加齢変化による頚椎症（椎間板の膨隆・骨のとげ【骨棘】の形成）の変化により、脊髄からわかれて上肢へ走る【神経根】が圧迫されたり刺激されたりして起こります。

デスクワークでパソコンの画面を頚をそらせて見ていることも、原因になることがあります。

 

【頚椎症の診断】（診断は医師が行います）

腕や手のしびれ・痛みがあり、顔を上へ向けると症状が増強し、X線（レントゲン）で頚椎症性変化を認めることで診断します。

MRIで神経根の圧迫を確認しにくい場合もあるが、骨のとげ【骨棘】による椎間孔（神経根が出ていく穴）の狭窄がわかる場合もあります。

 

【頚椎症の予防と治療】

症状が出ないように頚椎を後方へそらせないようにします。

症状が強いときには消炎鎮痛薬の投薬などが行われます。
 

残念ながら頸椎症は治ることが難しいです。

首に負担をかけない習慣、就寝時の寝方、適切な治療により症状を抑える事は可能です。

 激痛の時期と、無症状の時期が繰り返しあります。

 

筋力低下が著しい場合、強い痛みで仕事や日常生活に支障がある場合は、手術を行う場合もあります。

 

※からだ工房meguri接骨院は、首の治療を得意としております。

 

適切な治療はもちろん、日常生活の姿勢も大事なため、首に負担をかけない姿勢、就寝時の寝方などをお伝えします。

頚椎症の方は、適切な枕の高さで就寝するとずいぶん楽です！

ご自宅にあるもので簡単に環境が整えられるので、お伝えいたします。