坐骨神経痛

お尻から足の後ろ側にかけての痛みやしびれ、麻痺などの症状を、坐骨神経痛と言います。

坐骨神経痛は症状を表す言葉です。

腰の部分で神経を圧迫したり、触れることが原因により坐骨神経痛が出現します。

またお尻の梨状筋という筋肉が硬くなり、坐骨神経が圧迫されることで痛みやしびれなどが出ます。

・お尻、太ももの後ろ側、ふくらはぎ、足にかけて、鋭い痛み、しびれ（一部分のみに強い痛みを感じる場合もあれば、下肢全体に強く感じる場合もあります。）

・張り感

・冷感や灼熱感

・締めつけ感

神経の性質で、圧迫されたところから抹消に症状が出現します。

例えば・・・腰椎（腰の骨）部分で圧迫されると、腰痛、股関節部の痛み、膝の痛み、ふくらはぎのしびれ、足の裏のしびれ、というように腰から下のどこにでも症状が出ます。

坐骨神経を圧迫している場所の筋肉や靭帯を、確実にゆるめます。

坐骨神経痛が出現している部位は、筋肉が大変固まりやすい（硬直）ため、しっかりとゆるめることで症状が緩和します。

腰椎の関節や股関節の可動域も狭くなっているため、関節の可動域を広げます。

また骨盤の可動域も広げます。

日常生活での注意点、筋肉トレーニングをお伝えし、姿勢指導も行います。

上記を気を付けることで、症状が出にくくなります。

保存的療法を十分に行っても痛みが良くならない場合や、尿や排便などに障害がある場合には手術が検討されます。